2018年3月26日月曜日

世界の風景 4つのソース

Google Chromeを開くと最初にEarth View from Google Earth画面が投影されるように設定しています。
最近次の画面が出ました。

Earth View from Google Earth 1925
即座にイースター島の火口湖であることがわかりました。
即座に分かったことが驚きでした。

ブログ花見川流域を歩く番外編でジャレド・ダイヤモンド著「文明崩壊」を学習していてその中にイースター島の文明崩壊例があり、その時Google earth proでイースター島を観察したので、上記写真がイースター島であると即座に分かったのです。

この例に限らず、Earth View from Google Earthのランダムな風景画像をみて、それがどこの場所であるか分ることが多くなり、これまでの自分になかった知識ですから、密かに満足します。

世界の風景に関する自分のソースは現時点では主に次の4つであり、その相互が重なるとその場所の印象が深まります。

1 自分の海外旅行で得た知識・撮影写真(をGoogle earth proで観察した結果)
2 Earth View from Google Earthの情報・画像(をGoogle earth proで観察した結果)
3 Geomorphology from space(NASA)の情報(をGoogle earth proで観察した結果)
4 ジャレド・ダイヤモンド著「文明崩壊」の情報(をGoogle earth proで観察した結果)

参考 イースター島

参考 イースター島
離れ小島が海鳥繁殖地として最後に残った場所で、そこまでの競泳結果が島支配部族を決める時代がありました。

参考 イースター島

2018年3月20日火曜日

フライガイザー

グレートベイスンに強く興味が向いていて、詳しく観察してみたくなっています。
2018.03.18記事「グレートベイスン砂漠とモハベ砂漠」参照
そのような気分の時、偶然Windows 10のSpotLight Imageがフライガイザーになりました。フライガイザーなるものを始めて知りました。

Windows 10 SpotLight Image フライガイザー

Windows 10 SpotLight Image フライガイザー画面をクリックすると自動的にエッジが立ち上がりその説明画面などが現れます。読むとグレートベースンにおける現象です。

フライガイザーの検索画面

1916年井戸掘削時に偶然地熱水源を掘りあて、その後の熱水噴出100年間で3mの高さの鮮やかな堆積物ができたとの説明があります。

偶然とはいえ興味ある地象の場所がグレートベイスン真っ只中のネバダ州であり、否が応でもグレートベイスンに対する興味が深まります。
というか、フライガイザー画面偶然出現を利用して自分のグレートベイスン興味期待感をより一層意識的に深めました。

フライガイザーの位置

フライガイザーの直近画像(Google earth pro)
木道と観察施設がありますが、私有地で自由に立ち入れないようです。

2018年3月18日日曜日

グレートベイスン砂漠とモハベ砂漠

Geomorphology from space PLATE E-13 GREAT BASIN DESERT AND MOJAVE DESERT

Geomorphology from space(NASA)に掲載されている地形事例のうち風食地形についてその現場をGoogle earth proで観察しています。
この記事ではグレートベイスン砂漠とモハベ砂漠の項の観察に入ります。

グレートベイスンには強い興味を持ちますので自分がある程度満足できるまで寄り道観察を繰り返して記事にしていきたいと思います。

1 図書に掲載されている画像と位置図

Geomorphology from spaceの画像

Geomorphology from spaceの位置図

参考 位置図の概略位置
図書で説明している場所はカリフォルニア州とネバダ州の境付近でその中央付近がデスバレー(Death Valley)です。

2 グレートベイスン砂漠の様子
位置図下に出ているガルロック断層(Garlock Fault)がグレートベイスン砂漠とモハベ砂漠との地質境界であると考えれています。
グレートベイスンには150以上の砂漠盆地があり、個別に名前が付けられているものがあります。位置図にはアマルゴサ砂漠(Amargosa Desert)の名称が記載されています。
グレートベイスンはほとんどが閉鎖流域となっていて海に繋がっていません。アマルゴサ川(Amargosa River)も海に繋がっていません。
かつてこの付近には広大な湖があり、第四紀におけるその盛衰が明らかになっています。
サールズ湖(searles lake)は乾燥湖で炭酸塩、硫酸塩、ホウ酸塩、およびハライド類の無機物のナトリウムおよびカリウム 鉱物等の資源開発が行われています。

画像付近の様子(斜め映像)

2018年3月14日水曜日

ソノラ砂漠 アリゾナ

Geomorphology from space PLATE E-12 SONORAN DESERT, ARIZONA

Geomorphology from space(NASA)に掲載されている地形事例のうち風食地形についてその現場をGoogle earth proで観察しています。
この記事では米国アリゾナのソノラ砂漠を観察します。

1 位置と主な地形

位置図

Geomorphology from space画像と位置図

参考 ソノラ砂漠の範囲
Arizona-Sonora Desert Museum資料から引用

参考 アメリカの主な砂漠
Arizona-Sonora Desert Museum資料から引用

2 ソノラ砂漠 アリゾナ の様子
アリゾナのソノラ砂漠は浸食された構造平原と台地から成り立っていて、砂丘は稀です。
ソノラ砂漠は亜熱帯の砂漠で高さ15m以上となるサボテン(サグロア)をはじめ多様な環境が存在しています。
アリゾナ州ツーソンは地下水に完全に依存しているアメリカ最大の都市です。

アメリカ南西部の典型的な高原砂漠であるMoenkopi Plateauの様子

Moenkopi Plateauの地形の様子

2018年3月6日火曜日

風食地形事例のQGISへのプロット

Geomorphology from spaceの風食地形事例をGoogle earth proでながめて風景の紙上見聞を広めていますが、この事例をきちんと世界地図にプロットできていないことに気が付きました。
Geomorphology from spaceの風食地形事例に特段の意味はありませんが、そのプロット地図表現がIllustratorをつかって手作業で行っていて、みっともないと感じます。
Google earth proにプロットしたものは、地球が丸いので1枚の世界地図にプロットできません。2017.12.25記事「風食地形事例のGoogle earth proへのプロット」参照

IllustratorをつかってGeomorphology from space付図に色付けした「みっともない」風食地形事例分布図

Google earth proにプロットして1枚に表現できない風食事例分布図

風食事例はGoogle earth proにプロットして位置情報はkmlファイルとなっているのですからQGISにプロットできることに気が付きました。
そこでQGISにプロットしました。
背景地図は次のサイトからダウンロードしました。

背景地図をダウンロードしたサイト Natural Earthのダウンロード画面

QGISで作成したGeomorphology from space風食地形事例分布図

私がつくった初めての世界地図です。

生れてはじめて世界地図を作ってみるといろいろと表現してみたくなります。
また世界地図をGoogle Mapで作成してWEBに埋め込む方法も知りたくなります。

2018年3月5日月曜日

ソノラ砂漠

Geomorphology from space PLATE E-11 GRAN DESIERTO, SONORAN DESERT

Geomorphology from space(NASA)に掲載されている地形事例のうち風食地形についてその現場をGoogle earth proで観察しています。
この記事ではメキシコとアメリカにまたがるソノラ砂漠を観察します。

1 位置と主な地形

位置図

Geomorphology from space画像と位置図

参考 ソノラ砂漠の範囲イメージ Wikipedia(英語版)から引用

2 ソノラ砂漠の様子
北アメリカで最も暑く広い砂漠で、星形砂丘の列などが発達しています。

ソノラ砂漠の様子 星形砂丘

ソノラ砂漠の様子 地形断面
砂丘の比高は100m近くあります。

2018年3月3日土曜日

アタカマ砂漠

Geomorphology from space PLATE E-10 ATACAMA DESERT

Geomorphology from space(NASA)に掲載されている地形事例のうち風食地形についてその現場をGoogle earth proで観察しています。
この記事では南米のアタカマ砂漠を観察します。

1 位置と主な地形

位置図

Geomorphology from space画像と位置図

参考 アタカマ砂漠の範囲イメージ Wikipedia(英語版)から引用
黄色がアタカマ砂漠、赤色が周辺地域

2 アタカマ砂漠の様子
地球上でもっとも乾燥している地域として知られています。砂砂丘地区は極限定されほとんどが岩石砂漠と山岳から構成されます。鉱物資源が豊富で鉱山開発が盛んです。

アタカマ砂漠の様子

アタカマ砂漠の様子

アタカマ砂漠の様子

チュキカマタ鉱山
世界最大の露天掘り銅山です。

チュキカマタ銅山
巨大な露天掘り穴の一つ